15歳以上は4分の1が高血圧、原因は塩分の取りすぎ―北京市

Record China    2009年10月10日(土) 10時13分

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8日、北京市衛生局の発表によると、15歳以上の北京市民のうち約25%が高血圧を患っている。写真は同市での血圧測定。

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2009年10月9日、京華時報によると、北京市衛生局は「全国高血圧の日」の8日、北京市民の高血圧患者の状況を発表した。それによると、同市の15歳以上の市民のうち約25%が高血圧を患っており、この割合は中国国内でトップであることが分かった。男女別では男性患者が女性患者よりも幾分多かった。

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一方で、市民の高血圧に対する認知度、薬の服用率、治療率などは低い水準にあり、今回の調査で高血圧と判定された市民のうち、半分以上が自身が高血圧であることを知らなかったという。

専門家は高血圧患者が多い原因の1つとして、ナトリウムの取りすぎを挙げている。データによると中国では、人体に必要とされるナトリウムを補給するための食塩量「1日3g」や中国栄養学会が推薦している「食塩1日6g以下」の基準をはるかに超え、国民1人当たり毎日平均12gの食塩を摂取している。

中国は世界でも高血圧の影響が最も深刻な国の1つとして数えられており、現在毎年約700万人の高血圧患者が増加中で、国民約2億人が高血圧を患っていると推計されている。(翻訳・編集/HA)

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