<北朝鮮>「中国が導き、米国が追随する」=説得工作の頼りはチャイナだけ―英紙

Record China    2009年10月10日(土) 3時22分

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6日、中国は北朝鮮説得において、他国にはできないことを成し遂げた、と米紙が論じた。写真は06年10月、北朝鮮による核実験後の中朝国境付近。

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2009年10月8日、新華網によると、英紙ガーディアンは6日、「中国が方向を導き、米国が追随する」と題した論説を掲載し、中国は北朝鮮説得において、他の国々にはできないことを成し遂げた、と論じた。

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同論説は、金正日主席による中国批判とミサイル発射、また核実験という難局を経て、中国はついに北朝鮮を冷静にさせた、と中国を評価。同論説によると、この「偉大な指導者」金正日が得た見返りは、米国との直接対話だ。金正日主席は「米国との敵対関係は、相互対話により平和関係に転換する必要がある」と語ったという。

同論説は、「これは中国外交の勝利だ」と賞賛する。中国は、オバマ大統領の核不拡散・核軍縮を目指すオバマ大統領を救った。しかしそれ以上に重要なことは、ワシントンではなく北京が指導力を発揮したことだ。

気候変動問題、「バランスの取れた」世界経済、「現実的な」人民元レート、そして「公平な貿易」まで、ワシントンはそれらを論じるときに北京を重視せざるを得なくなる、と同論説は指摘した。また、中国は米国にとり最大の債権国であることから、イラン問題、ミャンマー問題、ソマリア沖の海賊対策、北朝鮮問題いずれにおいても、米国は中国の努力に頼らざるを得なくなるか、少なくとも協力関係を抜きにしては対処できなくなる、と論じた。(翻訳・編集/津野尾)

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