養父を得て元気になったツルの子―湖北省武漢市

Record China    2006年11月5日(日) 16時52分

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群れからはぐれた子どものツルが救われた。初めは元気がなかったものの、3歳の雄のツルと仲良く暮らし始めた。

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2006年11月3日、湖北(こほく)省武漢(ぶかん)市の東湖鳥類救護センターでは、親子らしきツルが仲むつまじく過ごす姿が見られる。

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前日の11月2日、武昌(ぶしょう)市民の魏(ウェイ)さんは、屋根から落ちてきた幼いツルをこの鳥類救護センターに送り届けた。センターはそのツルが胃腸疾病を持つと診断し、治療の末ツルは元気になった。

しかし幼いツルは寂しいのか餌をあまり食べない。そこでセンターが3歳の雄のツルを1羽連れてきて、臨時のお父さん役をやってもらうことにした。2羽のツルは会ってすぐに仲良くなり、「お父さん役」はすぐ幼いツルに小魚を食べさせ、「子役」も喜んで食べるようになった。

鳥類専門家の説明によると、ツルは中国の国家一級保護野生動物に指定され、古里はロシアのシベリアである。ツルたちは毎年南下し、江西(こうせい)省ハン陽湖で越冬する。

専門家の推測によると、この小さいツルは体調が悪くなったため、群れと分かれて一人ぼっちになってしまったのだろうとのこと。これからもこのツルは、「お父さん」と一緒に暮らしていくことが決まっている。

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