日中戦争で無差別爆撃、日本政府に謝罪と賠償求め、原告代表2人が陳述―日本

Record China    2009年10月6日(火) 9時47分

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5日、日中戦争中に四川省成都市で日本軍による無差別爆撃に遭った被害者22人が日本政府に謝罪と国家賠償を求めて起こした裁判で、原告側代表の2人が陳述を行った。写真は09年5月、重慶市で行われた重慶爆撃70周年の記念式典。

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2009年10月5日、日中戦争中に四川省成都市で日本軍による無差別爆撃に遭った被害者22人が日本政府に謝罪と国家賠償を求めて起こした裁判で、原告側代表の2人が陳述を行った。華西都市報が伝えた。

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記事によれば、日中戦争中の1938年から44年の間に旧日本海軍第2連合航空隊が2手に分かれ、成都と重慶で無差別爆撃を行った。成都への攻撃は少なくとも21回。39年6月の爆撃では一般市民226人が死亡、600人が負傷。最も被害が大きかった41年7月の連続爆撃では一般市民698人が死亡、1368人が重軽傷を負った。

原告側弁護士の雷潤(レイ・ルン)氏は陳述前日の4日、電話取材に応じ、「翌日(5日)裁判所に提出する訴状はすべてそろった。陳述を行う原告側代表の周志鵬(ジョウ・ジーポン)さんと楊銘佳(ヤン・ミンジア)さんの準備も万端だ」と述べた。成都出身の女性がボランティアで通訳を引き受けた。

6月には東京地方裁判所で訴訟の審議が行われ、日本人を含む多くの支援者が傍聴に足を運んだ。訴状は149ページにも及び、審議には1時間半が費やされたという。(翻訳・編集/NN)

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