実現した百年前の予言=奇跡的成長を遂げた中国が次に向かう道―華字紙

Record China    2009年10月4日(日) 21時48分

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2009年10月1日、欧州の華字紙・欧州時報は記事「100年前の予言から見た新中国60年」を掲載した。1910年、どん底だった中国において未来の成功を予言していた小説家がいるという。写真は上海のリニアモーターカー。

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2009年10月1日、欧州の華字紙・欧州時報は記事「100年前の予言から見た新中国60年」を掲載した。2日、環球時報が伝えた。

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1910年、清朝の衰退はもはや誰の目にも明らかなところとなっていた。中国は5000年の歴史の中でも未曾有の苦境に立たされていた。しかしその最中にあっても中国の知識人らは希望を失ってはいなかった。小説家・陸士諤(ルー・シーウァ)は「新中国」という名の小説を発表している。同作は100年後、すなわち2010年の上海万博を予言したばかりか、長江を越えるトンネルや橋、そして地下鉄の存在などを正確に予言している。

どん底の時代にあって明るい未来を想像するのはどれほどの勇気が必要だったのだろうか。愚か者のたわ言だと笑われたに違いない。しかし今、中国の台頭が明らかになった現在でも、国内外のエリートには20年後、中国が米国を追い抜くと信じられない者がいる。

建国から60年、中国は奇跡的な成長を遂げた。では陸士諤の予言にならうならば、われわれはどのような未来を想像するべきだろうか。伝統的な価値観を保ちつつ、人類史がいまだ踏み入れたことのない新たな世界を切り開き、世界に平和と平等、そして発展の価値観を広める。そしてその貢献をもって中国は再び世界の中心としての地位を長期に渡り保持し続ける。少なくともわれわれはこうした想像を強く信じるべきではないだろうか。(翻訳・編集/KT)

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