<レコチャ広場>私が「祖国の悪口」を言い続けるその理由は?―中国

Record China    2009年10月3日(土) 10時14分

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9月30日、中国のブログサイト鳳凰博客に「私が祖国をけなしてばかりいる理由」と題した記事が掲載された。筆者は祖国を愛するあまり、口うるさく欠点ばかりをあげつらってしまうと告白する。写真は祖国の建国60周年を祝う中国各地の人々。

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2009年9月30日、中国のブログサイト鳳凰博客に「私が祖国をけなしてばかりいる理由」と題した記事が掲載された。筆者は祖国を愛するあまり、口うるさく欠点ばかりをあげつらってしまうと告白する。

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以下はその内容。ネット仲間から、「日本のことは『列にきちんと並ぶ』のような些細なことでも手放しで褒めるくせに、中国人のことは悪口しか言わない」と良く非難される。確かに自分は重箱の隅をつつくような性格だが、祖国への批判は「少しでも良くなって欲しい」という愛情からくるものだ。

小さい頃から祖国は「偉大」で「愛すべきもの」と教え込まれてきた。そのことに何の疑問も抱かなかった。だが、海外に出てみると、「祖国への愛」は強制されるものではないということが分かった。外国では法に触れることさえしなければ、例え祖国を愛していなくとも「良い市民」でいられるのだ。

だが、私にとって祖国はやはり愛すべき祖国。私のアイデンティティーそのものなのだ。だから、外国人からも「良い国」だと思われたい。そのためには、ほんの些細な欠点でも直したいと思ってしまうのだ。外国人に笑われたり、馬鹿にされたりするのは不愉快で仕方がない。私はこれからも、家族のような気持ちで「祖国の悪口」を言い続けるだろう。(翻訳・編集/NN)

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