2009年10月1日、ジャッキー・チェンの長男で人気俳優のジェイシー・チャン（房祖名）がこのほどインタビューで、音楽への思いを語った。捜狐網が伝えた。

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ジャッキーが公の場で連発する「愚息」発言とは違い、業界内では「真面目」「素直」「母親思い」「スキャンダルなし」と評判の高いジェイシー。かつて映画「早熟〜青い蕾〜」でジェイシーを起用したイー・トンシン（爾冬陞）監督は、ジャッキーの自宅で初めてジェイシーに会った時、「性格もいいし、礼儀正しい。誰からも愛されるスターになる素質がある」と直感したという。また、ジャッキーよりジェイシーのほうが「IQが高そう」と評価しており、「父親より息子の方がずっと大人」と語っている。

2004年のデビュー以来、イー監督はじめ大物監督から次々とラブコールを受け、若手実力派俳優として認知されているジェイシーだが、最も熱い思いを寄せているのは音楽活動。デビュー作「ツインズ・エフェクト2〜花都大戦〜」では主題歌も披露しているが、以降は歌手活動をしていない。

父親の代名詞となっている「カンフーアクション」については、「僕は父ができない事がしたかったから」とし、継承者の道を選ばなかったと語るジェイシー。俳優業はこのまま続行するものの、いずれは作詩・作曲を含め自らプロデュースしたアルバムを作り、プロモの主演や監督も1人でこなすような、完全な自分の作品が作りたいという。（翻訳・編集/Mathilda）