<軍事パレード>大国の自信アピール、最新型弾道ミサイルはお披露目されず―英メディア

Record China    2009年10月2日(金) 11時50分

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1日、北京の天安門広場前で行われた建国60周年を祝う盛大な軍事パレードは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など最新鋭の兵器が次々に登場し、内外の注目を集めた。だが、中国にはまだ「言えない秘密」があるようだ。写真は天安門上空で行われた空中アクロバット。

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2009年10月1日、中国北京の天安門広場前で行われた建国60周年を祝う盛大な軍事パレードは、人民解放軍第2砲兵部隊(戦略ミサイル部隊)の大陸間弾道ミサイル(ICBM)など最新鋭の兵器が次々に登場し、内外の注目を集めた。だが、中国にはまだ「言えない秘密」があるようだ。英BBC放送中国語版が伝えた。

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今回の軍事パレードでは、期待されていた新型ICBM「東風41(DF―41)」と潜水艦発射弾道ミサイル「巨浪2号(JL―2)」はお披露目されなかった。「東風41」は中国の最新型ICBM。軌道変更能力に優れているため米本土ミサイル防衛(NMD)を突破することができ、10万〜25万トン分の多目標弾頭(MIRV)搭載が可能。射程距離は約1万4000キロで北米大陸のほぼ全土を射程圏内に収めている。命中精度も非常に高い。2000年以前から開発が進められていたと言われている。

潜水艦発射弾道ミサイル「巨浪2号」はICBM「東風31」の改良型。射程距離は約8000キロで、中国近海から米国本土に届く能力を持つとされる。命中精度は前世代の「巨浪1号(JL―1)」と比べ、かなり高い。01年と05年に試射が実施された。

天安門上空で行われた12機編隊による空中アクロバットでは、空中警戒管制機(AWACS)「KJ2000」と「KJ200」、国産の最新型戦闘機「殲10(J-10)」と「殲11B」、「轟炸六型(H-6)」の改良型空中給油機や爆撃機なども登場。中国は陸海空いずれも優れた能力があることをアピール、大国としての自信を十分に示した。(翻訳・編集/NN)

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