2009年10月1日、中国の胡錦濤国家主席（中央軍事委員会主席）は北京・天安門広場で行った建国60周年の国慶節（建国記念日）の祝賀式典に出席し、天安門の楼上で10年ぶりとなる大規模軍事パレードを閲兵した後、現体制の指導力の高さを強調する演説をした。

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胡主席は演説で、「60年間で中国は毛沢東、トウ小平、江沢民各同志を中心とした中央の指導の下に困難と戦い、偉大なる成果を残してきた」と強調。その上で、「60年間の進歩が証明するものは、社会主義のみが中国を救い、改革開放のみが中国を発展させたということだ」として、現体制の指導力の高さを強調した。

また、外交では「独自の外交政策を堅持し、平和的発展の道を歩む」と発言。台湾については「海峡両岸の平和的発展を推進し、中華民族の共通の願いである祖国の完全統一に向けて奮闘を続ける」とした。（翻訳・編集/東亜通信）