「毛語録」手に結婚の誓い!結婚事情、改革開放後30年の変化を分析―中国

Record China    2009年9月29日(火) 22時36分

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24日、韓国紙が改革開放後に変化した中国の結婚事情について紹介した。資料写真。

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2009年9月24日、韓国紙・中央日報が改革開放後に変化した中国の結婚事情について紹介した。環球時報が伝えた。

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改革開放以前、結婚には「三転一響」、すなわちミシン・自転車・腕時計という3つの回る物と、ラジオという1つの鳴る物が必需品だったという。また、計画経済の時代には、新郎の勤務先が住宅を支給し、大部分の家財道具は新郎が用意するものだった。そして毛沢東の肖像画の前で、「毛沢東語録」を手に結婚を誓い合う。

当時の生活は貧しく、大体10元(約130円)が当時のご祝儀の相場。洗面器や鍋などの生活雑貨を贈る友人・親戚もいた。これらは現金より貴重だった。なぜなら当時は、地元の商店から発行される塩券、油券、自転車券、石鹸券といった商品購買券がなければ、お金があっても商品を入手できなかったからだ。

しかし現在は結婚式や婚礼用品、ご祝儀などあらゆる面で豪華になってきた、と同紙。中国には専門の結婚式場がなく、一般には高級ホテルや広い集会所で結婚式を行う。富裕層は湖畔の別荘を貸し切り、10台以上の輸入車を婚礼用に仕立てて新婚旅行に行く。「三転一響」にかわって「三大件」(住宅、車、紙幣)が富裕層に必要な結婚必需品となったのである。

90年代中期から、大型洗濯機はぜいたく品とは言えなくなり、狭い寝室と台所しかない、勤務先が支給する住宅はありがたいものではなくなった。98年の住宅改革以降、100平方メートル程度の一般的アパートから200平方メートル以上の高級住宅まで、現在はタイプも価格も千差万別となっている。(翻訳・編集/中原)

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