2009年9月25日、英BBC（中国語版）によると、英・シティ・オブ・ロンドンが22日に発表した「世界の金融センターランキング」（The Sixth Global Financial Centre Index＝GFCI）で、香港・深セン・上海の中国3都市がトップ10にランクインしたことがわかった。

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同ランキングによると、1〜3位はそれぞれロンドン（英国）、ニューヨーク（米国）、香港（中国）。深セン（中国）も世界的な金融センターとしての競争力を認められ5位にランクイン、10位の上海、22位の北京をおさえて、中国本土でトップに立った。

金融危機の影響で、欧米の金融センターは競争力が弱まっていることがうかがえる。前回と比べると、トップ2のロンドンとニューヨークの順位は変わらないが、シカゴ（米国）、ボストン（米国）、チューリッヒ（スイス）、フランクフルト（ドイツ）などは軒並み順位を下げている。

今回はアジアの飛躍が目立った。トップ10以内に、アジアから5都市がランクイン。そのうち香港・深セン・上海の3都市が中国で、他の2都市はシンガポールと東京（日本）だった。ちなみに、中国3都市は「最も将来性のある金融センター」にも選ばれている。（翻訳・編集/SN）