「失われた20年」、もう一度見直すべき「日本の価値」―華字紙

Record China    2009年9月27日(日) 17時11分

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09年9月、日本の華字紙・中文導報はコラム「もう一度、日本の価値を認識しよう」を掲載した。「失われた20年」を経て低迷が続く日本経済だが、なお中国が学ぶべき価値が数多く残されているという。写真は中国の証券会社。

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2009年9月、日本華字紙・中文導報はコラム「もう一度、日本の価値を認識しよう」を掲載した。

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バブル崩壊以来の「失われた20年」というもの、日本経済は低迷を続けてきた。一方、中国経済は急速な成長を続けており、今年か来年にはGDPで日本を追い抜く見通しとなった。輸出額や外貨準備はすでに日本を追い抜いており、さらに上海証券市場の規模は東京を上回った。

日中経済の逆転、この流れが覆ることはもはや考えられない。しかしだからといって日本を軽視することはできない。日本は4兆2000億ドル(約379兆円)もの海外資産を有しており、海外から受け取る金利と配当、海外へ支払う金利と配当を差し引きしたGNPでは中国を大きく上回っている。また一人当たりGDPでは中国の10倍以上もの高い水準にある。

中国の外貨準備は2兆ドル(約180兆円)超と日本の倍以上に達するが、日本の民間企業は2〜3兆ドル(約180〜270兆円)もの外貨資産を有しており、官民合計の外貨資産は中国を圧倒し世界一。さらに注目すべきはその技術力で、エネルギー効率は中国の15倍と省エネ社会を実現している。

こうした日本の価値を中国は改めて認識し、学ぶ必要があるだろうと同コラムは提言している。(翻訳・編集/KT)

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