<レコチャ広場>「同志」も今や同性愛相手を指す!建国60年、中国人同士の呼び掛け方も激変―中国

Record China    2009年9月27日(日) 2時39分

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23日、中国のブログサイトに「同志からボスまで〜中国人の呼称60年の移り変わり」と題した記事が掲載された。社会の変化と共に中国人同士の呼び方も大きく変化している。写真は河北省石家庄市平山県王子村の華北人民政府跡。新中国中央人民政府の雛型として有名だ。

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2009年9月23日、中国のブログサイト新浪博客に「同志からボスまで〜中国人の呼称60年の移り変わり」と題した記事が掲載された。社会の変化と共に中国人同士の呼び方も大きく変化したと紹介されている。

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筆者によれば、中国人同士の呼び方は建国後60年で3度変わった。毛沢東は59年、互いを「同志」と呼び合うよう指示を出す。70年代末までは老若男女問わず、すべて「同志」だった。「同志」は政治的な意味合いが強く、生死を共にする戦友といったニュアンスが漂う。夫婦の間は夫も妻も「愛人」。日本では不倫相手になってしまうが、意味は全く異なる。

80年代初めになると、「同志」は時代遅れとなり、「先生」「小姐」に代わった。英語の「ミスター」「ミス」に相当し、スマートで垢ぬけた呼び方として定着する。この頃制定された「国家公務員の手引き」では最も正式な呼び方とされた。だが、90年代もばになると、「同志」は同性愛者、「小姐」は水商売の女性を指すようになる。

21世紀に入ると、夫は「老公」、妻は「太太」となった。男性は「師傅」、女性は「阿姨」、若い女性は「小妹」。政府役人には役職を付けて呼ぶのが一般的だったが、外国帰りの人は「老板(=ボス)」を使うようになった。企業のお偉いさんや権力者、金持ちもすべて「老板」。筆者は、こうした呼称が生まれたのも中国経済の発展と大きく関係している、と分析した。(翻訳・編集/NN)

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