中国の街に北海道警察のパトカー!?人騒がせな中国版“痛車”が出現―遼寧省瀋陽市

Record China    2009年9月21日(月) 18時25分

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20日、「北海道警視庁」と書かれた乗用車が瀋陽市に出現、市民の関心を呼んでいる。他の車と区別するために自分の車の外装に手を入れる所有者が最近増えているというが…。

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2009年9月20日、遼寧省瀋陽市の地元紙「瀋陽晩報」は18日に一般市民からの通報を受けて、市内に出現した人騒がせな“痛車”について取材した。

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“痛車(いたしゃ)”とは、漫画アニメのキャラクターなどのステッカーや塗装を施した車のこと。なんと中国にも出現したようだ。市民から情報を得た同紙記者が現場に急行したところ、1台の黒い中国産乗用車が公衆電話ボックスのそばに駐車していた。車の側面には「PUNISH」(罰)の大きな文字とロゴ。その上部には「北海道警視庁」という文字が書かれている。この車は瀋陽ナンバーで、後部にはなぜか米警察の通報用電話「911」まである。

この車の持ち主がどんな人物かは特定できなかったが、車を見た市民の反応は冷ややか。一部の若者は「おもしろい」と“好意的”だったが、多くの市民は「本人はカッコいいつもりだろうがふざけすぎ」「警視庁は東京にあるだけ。『北海道警視庁』なんて無知もいいところだ」と批判的だ。

中国では最近外装にこだわった車が増加しているという。カーショップで売られている小型のシールを貼るのが一般的な装飾だが、なかには数百元(数千円)払って車全体を外国語のロゴや抽象的な図案で飾る例も。専門家の話ではこうした車は違法改造車を扱う自動車修理工場が請け負うことが多いが、単に車の外装を絵や文字で飾っただけでは法律違反にはならないという。(翻訳・編集/本郷)

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