中国に配慮し国連加入を申請せず、代わりに実務的組織への加入を打診―台湾

Record China    2009年9月20日(日) 20時8分

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09年9月、台湾紙・聯合報は、国連総会では台湾当局は加入を申請しないと報じた。代わって国際民間航空機関など実務的な国際会議への加入を申請している。写真は国連本部。

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2009年9月、台湾紙・聯合報は、今期国連総会では台湾当局は加入を申請しないと報じた。19日、中国新聞網が伝えた。

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台湾は1993年以来、国連加入の申請を続けてきた。しかし台湾行政院の呉敦義(ウー・ドゥンイー)院長は今期総会では加入を申請しないと言明、かわって国際民間航空機関(ICAO)と大気測定に関する条約機関への加入を目指すと発表した。もし2010年中に加入が認められれば、「望外の喜びだ」と発言している。

中国政府は「一つの中国」原則から台湾当局が国際会議のメンバーとして参加することに反対の姿勢を貫いている。呉院長は実現の見込みのない国連加入を申請して中台関係を悪化させるよりも、より実務的な専門組織への加入を打診するべきだとその意図を説明している。(翻訳・編集/KT)

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