共産党のイメージアップ?かつての政府要人避暑地も様変わり―河北省秦皇島市

Record China    2009年9月19日(土) 20時57分

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15日、香港紙は「中国の指導者にビーチでの生活はない」と題した記事を掲載し、かつて中国政府の要人や上級官僚のための海辺の避暑地としてにぎわった河北省秦皇島市北戴河の現在の状況を伝えた。写真は北戴河を訪れるロシアからの観光客。

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2009年9月17日、環球時報によると、香港紙アジア・タイムズは15日、「中国の指導者にビーチでの生活はない」と題した記事を掲載し、かつて中国政府の要人や上級官僚のための海辺の避暑地としてにぎわった河北省秦皇島市北戴河の現在の状況を伝えた。

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記事によると、中国政府の要人は「国民に身近な共産党」のイメージを打ち立てるため、北戴河の名を出したり同所に避暑へ行くことを極力避けるようになり、最近は同所で要人を乗せた高級車や共産党のスローガンなどを見かけることは非常に少なくなったという。

替わりに増えたのはロシアからの観光客で、街中の案内板や商店の看板の多くがロシア語と中国語の2種類で表示されるなど、かつての状況とは大きく変化している。ある店主は「以前は外国人が非常に少なく、夏に上級幹部が避暑に来るだけだった」と話し、「現在はロシア人観光客でにぎわっている。彼らはショッピングが好きで、お金をたくさん使ってくれる。だから私たちも大歓迎だ」と様変わりした様子を紹介する。

一方、ロシア人観光客は「現地の人はとても温かく迎えてくれるし、『中国政府要人用の避暑地』で過ごすという一種独特な感覚が、またすばらしい」と話している。(翻訳・編集/HA)

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