チベットとウイグル、二つの独立派勢力が協力か―中国メディア

Record China    2009年9月15日(火) 12時23分

拡大

2009年9月14日、新華網はチェコでダライ・ラマ14世と世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長が対面したことを伝えた。写真はチベット自治区。

(1 / 4 枚)

2009年9月14日、新華網はチェコでダライ・ラマ14世と世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長が対面したことを伝えた。

その他の写真

11日、チェコ・プラハで「アジアの平和・民主・人権会議」が開催された。同会議に出席したダライ・ラマ14世とラビア・カーディル議長は握手し、同じ写真に収まるなど友好的な態度を見せている。専門家はチベット独立派とウイグル独立派が手を結ぶ傾向にあると分析している。

新疆社会科学院中央アジア研究所の潘志平(パン・ジーピン)所長によると、ラビア・カーディル議長は“師匠”ダライ・ラマ14世の手法を学んでいるという。すなわち「民主、人権と欧米諸国の好みに合った姿に“偽装”し、国際的な影響力を増そうとする」方法だという。

チベットとウイグル、二つの独立派勢力の接近が中国で懸念されているが、中国チベット学研究センター現代研究所の劉洪記(リウ・ホンジー)研究員によると、ダライ・ラマのグループが少なくとも表面上は平和、非暴力路線を訴えているのに対し、ウイグル独立派は暴力的手段を採用しているなどの違いもあり、両者の協力という傾向はありつつも行動規範には一定の違いがあると指摘している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携