2009年9月11日、中国国家統計局が同日発表した国内の主要経済指標によると、2009年8月の消費者物価指数（CPI）は前年同月比で1．2％下落した。下落率は7月より0．6ポイント下がったものの、マイナス成長が続いた。1−8月では前年同期比1．2％の下落だった。

【その他の写真】

また、8月の生産者物価指数（PPI）も前年同月比で7．9％下がった。下落率は7月より0．3ポイント下がったが、依然、マイナスの伸びが続く。

こうしたデータから、統計局の李暁超報道官は、「中国経済には現在、インフレは存在しない」との見解を述べた。（翻訳・編集/東亜通信）