2009年9月10日、人気歌手のアンジェラ・チャン（張韶涵）が実母との反目を、メディアの前で涙ながらに告白。金銭にまつわる母子の確執が明らかになった。聯合報が伝えた。

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このほど両親により、扶養義務の放棄を訴えられたアンジェラ。アンジェラの叔父がメディアの前に登場し、アンジェラがデビューから10年間そばで支え続けた母親を追い出し、家族への生活費をストップした上に、一連の「親不幸」はベトナム国籍の親友女性からの悪影響を受けたもの、としている。

これに対してアンジェラも初めて口を開き、昨年心臓病の治療を受けたカナダから台湾へ戻った際、母親がメッセージも残さず家を出ており、さらに彼女がデビュー後に稼いだ1億NTドル（約2億8000万円）近くをすべて持ち出した、と告白。涙ながらに「親子の縁は終わり」と話し、母子関係の険悪化について金銭が原因であることを認めた。

アンジェラの所属するレコード会社「福茂唱片」によると、アンジェラはこれまで収入の管理を母親に一任しており、母親の「家出」後、初めて自分の銀行口座を開いたとのこと。心臓病で働けない父親をはじめ、家族4人を養い続けた孝行娘で、ここ数日伝えられた「親不幸」な行為は一切なく、さらに母親についても「持ち出したお金で十分な生活が出来るはず」と寛容な態度を示しているという。

さらに悪の元凶とされた親友女性についても、アンジェラの母は以前、自分の「義理の娘」として公にしているほどの間柄。アンジェラの両親はずっと不仲続きで、昨年離婚が成立していることから、2人連名での娘の告発も理由が不明で、アンジェラの稼ぎに群がる叔父はじめ親族からの「入れ知恵」説もささやかれている。（翻訳・編集/Mathilda）