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<日本人が見た中国>中国の学生はなぜ礼儀に欠けるのか?

配信日時:2009年9月10日(木) 15時46分
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9日、中国在住の日本人コラムニスト、加藤嘉一氏は「中国の学生はなぜ礼儀に欠けている?」と題した記事をブログに掲載した。写真は人民大学附属中学の学生。
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2009年9月9日、中国在住の日本人コラムニスト、加藤嘉一氏は「中国の学生はなぜ礼儀に欠けている?」と題した記事をブログに掲載した。

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加藤氏は04年から北京の人民大学付属中学で日本語を教えているが、生徒たちが挨拶をしないことに驚いている。ある日の放課後、校内を歩いていても「先生さようなら」と声をかけてくる生徒はゼロ。マレーシアからの留学生に「バイバイ!」と言われただけだった。日本では「目上の人に挨拶すること」や「自分がやられて嫌なことは他人にもしない」という類の道徳教育は小学1年生から「道徳」の授業で教わるが、中国に道徳を教える授業はない。日本人が学ぶのは孔子、孟子、老子など中国の思想なのに、だ。

また、日本の親は子供のしつけに厳しいが、中国の親は「放任」「溺愛」型が多い。例えば地下鉄で子供が騒いだら叱るのが日本の親だが、中国の親は我が子が座席の上で暴れようが、大声を出そうがまったく注意しない。それどころか、周囲に「うちの子って本当に可愛い」というオーラを出しまくる。

子供が分からないのは仕方がない。それをしつけるのが親の役目だ。加藤氏は中国の親たちに「学習面だけでなく、人としての教育に力を注ぐべきだ」と指摘。「大学受験はその人の職業を決めるかも知れないが、しつけは一生ものだ」とした上で、「当然、親も手本を見せる必要があるが」と釘を刺した。(翻訳・編集/NN)

●加藤嘉一

日中関係などを主な専門分野とするコラムニスト、コメンテーター。国費留学生として、北京大学国際関係学院に03年より在籍中。各メディアやフォーラムで活躍するほか、現地中学校の日本語講師、同時通訳者としても活動する。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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2009年8月24日 15時20分
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