<中国人が見た日本>自動車大国なのになぜ運転を好まないのか?

Record China    2009年9月9日(水) 13時44分

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7日、ある中国人ブロガーが「日本は自動車王国であるにもかかわらず、国民はなぜ自動車をあまり運転しないのか?」との記事を掲載した。写真は東京都内の駅。

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2009年9月7日、中国人ブロガー・柏亮(バイ・リアン)さんは、ブログサイト・新浪博客で「日本は自動車王国であるにもかかわらず、国民はなぜ自動車をあまり運転しないのか?」との記事を掲載した。以下は同ブログの要約。

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日本の国民100人当たりの自動車保有台数は56台で、米国の78台、ドイツの58台に次いで世界3位である。言い換えると、平均2人に1台、つまり1家庭につき1台以上の自動車を所有している計算になる。しかし、日本人は自動車を所有していてもあまり運転せず、外出する際に公共交通機関を利用する割合が93%にも達している。これはなぜか?

米国やカナダは正真正銘の自動車社会である。地方では他の交通機関が発達しておらず、しかも国土が広いため、自動車がなければ仕事も日常生活もにっちもさっちも行かない。一方日本では、道路は狭く信号も多いために渋滞しやすく、ガソリン価格は高い。例えば通勤に自動車を利用すれば、渋滞に巻き込まれて出勤時間に遅れるだけでなく、ガソリン代と駐車場代に1日分の給与を全部つぎ込むことにもなりかねない。

日本では鉄道網が相当発達しており、近距離・遠距離の移動にかかわらず、最も便利な公共交通機関となっている。日本の電車路線は、網の目のように張り巡らされており、到着時間も正確で、乗り換えの必要も少ない。また、都会では駅間の距離が短く、複数路線が同一地区に乗り入れするなど、目的地へは徒歩と電車で移動できるケースがほとんどだ。

日本が自動車大国でありながら、国民があまり運転を好まない理由は、コストや渋滞などのマイナス面と、発達した鉄道網によるものである。(翻訳・編集/HA)

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