拡大
長江を臨む湖北省の村でミカンの木が季節外れのつぼみをつけ、住民たちは開花を楽しみにしている。
(1 / 3 枚)
2006年10月29日、湖北(こほく)省宜昌(ぎしょう)市にある西陵(シーリン)村は、長江に面した素朴な山村だ。この村で最近、なぜかミカンの木がつぼみをつけた。
【その他の写真】
普通春に開花するこの木は、今年3月にダムの底へ沈むはずだったものを、この地へ持ってきて移植したものだという。村の住人たちは時期外れのつぼみをつけたミカンの木にとても驚いたが、花の満開を心待ちにしているようだ。もしかしたらこのミカンの木は、水没を免れたことへの感謝の気持ちを表そうとしているのかもしれない。
この記事のコメントを見る