<中国結婚事情>売れ残りの女性“剰女”、高学歴・高収入層で急増中―米メディア

Record China    2009年9月7日(月) 12時18分

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2日、高学歴・高収入の“売れ残り女性”が急増している中国の現状を米メディアが紹介した。写真は今月北京で行われた「婚活」パーティー。

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2009年9月2日、米メディアが、高学歴・高収入の“売れ残り女性”が急増している中国の現状を紹介した。中国青年報(電子版)が伝えた。

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確実に世界経済を回復へと導いている中国だが、国内の婚活市場は不振が続いている。「彼氏いない歴4年。本当に結婚したいのです」と話すのは、28歳の董純(ドン・チュン)さん。修士号を取得し、大手広告会社の重役を務めるまでにキャリアアップした董さんだが、「婚活」は思うようにいかない。

また、中国新聞社によると、北京には、中国で一般的に結婚適齢期とされる25歳を過ぎた未婚女性が50万人以上いるという。こうした晩婚化現象を受けて、新語も多く誕生している。中国教育部が07年8月に発表した新語のなかに“剰女”(中国語で「売れ残り女性」「負け犬」の意)もある。一般的に高学歴・高収入の未婚女性を指す。董さんの年収も日本円換算約111万円で、北京の平均年収の2倍だ。彼女は言う。「面白くて、仕事ができる人が理想。あらゆる面で私以上の相手じゃないと。」

中国の大手ポータルサイト・新浪(SINA)が実施したWebアンケートによると、結婚の妨げとなっている主な要因は、完璧な男性を求めすぎることにあるという現実が浮かび上がる。「高学歴・高収入の“剰女”は、妥協を知らない。日常の忙しさに追われ、社会生活に不満を抱えている。」「彼女たちは理想が高すぎて、結婚にも慎重」と婚活事情に詳しい専門家は指摘している。(翻訳・編集/SN)

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