ベンツ「Sクラス」、総販売台数の44%を中国で売る=1−7月、一部車種では品不足―中国紙

Record China    2009年9月6日(日) 7時34分

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4日、金融危機による影響で世界の自動車販売が大きく落ち込む中、中国は数少ない例外地区になっている。写真はベンツSクラス。

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2009年9月4日、金融危機による影響で世界の自動車販売が大きく落ち込む中、中国は数少ない例外地区になっている。東方早報が伝えた。

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メルセデス・ベンツの発表によると、同社のメルセデス・ベンツブランドのフラッグシップモデル「Sクラス」は今年1−7月、世界の販売台数の44%に当たる7300台が中国で販売され、同社にとって中国が世界最大の高級車市場になったという。今後同社は中国で、高級車だけでなく、中低価格車の販売拡大も目指す方針だ。

メルセデス・ベンツ中国の販売・市場マーケティング部のハウバー総経理は、同社の中国市場進出について、「当社では2年前から中国市場に多種類の車種を投入し始めた。その中でもBクラスが代表的な車種である」と語り、「輸入したBクラスは30万元(約405万円)以下で販売されており、多くの人々のメルセデス・ベンツに対する固定観念を変え、ベンツにも低価格輸入車があるとの認識を与えた」と話した。

また、今年の販売状況について、ハウバー総経理は「昨年末に中国市場でのBクラスの販売予定台数を厳し目に見積もったため、今年に入ってから品不足が生じた。今後は、このほどマイナーチェンジし、ハイブリッドモデルを投入したSクラスを中心とする高級車部門だけでなく、Bクラスなどの中低価格車の開拓に一層力を入れ、中国市場全体での占有率を高めていきたい」と抱負を語った。(翻訳・編集/HA)

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