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毛沢東の写真とその言葉を店の宣伝に利用したかどで、あるカラオケ店のポスターが廃棄処分を受けることが決まった。
2006年10月31日、江西(こうせい)省上饒(シャンラオ)市の信江中路(シンジャンヅンルー)にある「一品香カラオケ店」が、文化大革命時代の毛沢東の肖像を店の宣伝に使用したとして取り締まりを受けた。
その宣伝用のポスターには「カラオケ大革命は一品香からスタートする」「一品香は人民のためにあり、工農商学兵のためにある」など、毛沢東の言葉がもじって引用されている。
しかし「中華人民共和国広告法」第七条は、国家指導者や国家機関、公務員の名前などを宣伝のために使ってはいけないと規定しており、今回の取り締まりもこの法律に違反したためと見られる。
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