350年前から続く繁華街「中街」の今の姿―遼寧省瀋陽市

Record China    2006年11月1日(水) 10時58分

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長い歴史を持つ中街は、街とともに発展を続けてきた。今は現代的な建物が建ち並び夜美しくライトアップされる、瀋陽一の繁華街として賑わっている。

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2006年10月30日、遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう)市きっての繁華街・中街(ジョンジエ)が美しくライトアップされ、たくさんの市民や観光客で賑わっている。

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この中街は明代(1368〜1644年)に形成され清代(1644〜1912年)に繁栄した場所で、350年以上の歴史を持つ。明代末期、遼寧省内では開原、広寧、撫順の馬市が繁盛したが、これらの中心部に位置する瀋陽では貿易が盛んに行われた。清朝の前身である後金を建てた満州族のヌルハチが、1621年に瀋陽に遷都した時、中街(かつての名は四平街)はすでに成形されており、新首都の経済とともに発展した。

1997年、瀋陽市政府は莫大な額の投資を行い、長さ1500mの中街を、全国で初めての歩行者天国として改造した。現在ここには190もの店舗が並び建ち、日本の吉野家など外国企業も進出している。2005年には中国の商店街ベスト10にも選ばれた。

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