<中国製品>通信設備が安全保障を脅かす?!政府が導入禁止を要請―インド

Record China    2009年9月1日(火) 14時27分

拡大

8月28日、インド政府は同国通信企業を集めた会議を開催。海外、特に中国からの通信設備導入を禁止するよう求めた。中国製通信設備の導入は通信の安全を脅かす危険性があると懸念されているという。資料写真。

(1 / 4 枚)

2009年8月28日、インド政府は同国通信企業を集めた会議を開催した。海外、特に中国からの通信設備導入を禁止するよう求めた。31日、環球時報が伝えた。

その他の写真

最近、インドでは中国製通信設備の安全問題を問う報道が相次いでいる。中国脅威論が高まる中、中国製品の利用は通信が傍受され機密情報が流出するなど安全問題に直結すると伝えられている。これを受け政府関連部門は通信関係企業を招き会議を開いた。中国製設備の使用はニューデリーなど一部地域に限定し、その他の地域には導入しないよう求めた。

しかし企業側はコスト増を招く可能性があるとして反対した。そこで政府は海外の通信設備の導入と海外サプライヤーによる管理を認めつつも、政府機関の厳しい安全管理を受けるよう求めている。ある中国の専門家は、中国製通信設備の安全問題が誇大に取り上げられている背景には中国脅威論の影響があると指摘、またそれ以外にも脅威論を盾に中国製品を排除しようとする一部の経済勢力の動きがあると分析している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携