<在日中国人のブログ>選挙特番から見る日中政治の違い、田中真紀子氏に期待

Record China    2009年8月31日(月) 12時36分

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昨夜、いつものようにパソコンを開き、テレビをつけながらネットをしていた。すべての局が選挙特番をやっていたため、選択肢がなく仕方なく各チャンネルの番組を見た。日本の選挙番組は意外と面白い。

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昨夜、いつものようにパソコンを開き、テレビをつけながらネットをしていた。普段は7時からTBSの「さんまのスーパーからくりTV」を楽しく見て、お風呂上がりに冷たいビールを飲みながらテレビ朝日の「日曜洋画劇場」で洋画を1本鑑賞し、映画が面白ければその興奮のままついでにフジテレビの「サキヨミ」を見るという流れなのだが、昨日はすべての局が選挙特番をやっていたため、選択肢がなく仕方なく各チャンネルの番組を見ていた。

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私は日本に住んでいるので、普段からネットニュースをよく見る方だ。そのため、民主党の圧勝だろうと事前にわかったし、自分の生活にもそんなに関係ないので、選挙にはあまり興味がなかった。芸能人の写真集のような民主党のマニフェストには在日外国人について一言も書いていなかったし。まあ日本で参政するつもりもないし、普段不満を感じているわけでもないので、書かなくてもいいかと思います。というか書く暇もないのではないでしょうか?日本のメディアは以前よく中国の格差問題を大きく取り上げたが、最近はそうした報道をあまり見なくなった。日本がますます格差社会になり、経済状況も悪化する一方だからだろう。日本の政治家は1億3000万の日本人を優先すべきだと思います。余裕ができたら在日外国人のこともさらに改善して頂ければ幸いです。

日本の選挙番組は意外と面白い。開票とともに立候補者の選挙期間中の密着映像を流し、選挙中の必死な様子や彼らがどのように選挙戦を勝ち抜いたのか、心情などもすべて公開され、透明な状態で有権者の選択を待ち続ける。これを見て、政治家はわれわれと同じ普通の人間なんだなと改めて感じた。それは日本人にとっては当たり前のことだと思うが、中国では政治家、特に中央政府に勤める政治家は一般の中国人にとって遠く手が届かない存在です。確かに一般市民と距離を置くことで失態が減り、威信が増すかもしれないが、しかしその環境では逆にうわさがとても早く流れる。例えば、某政治家の息子は実は某会社の社長で政府から仕事を受け取っている、某政治家の私生活は極めて豪華で汚職ではないかなどなど……。

もちろん日本のような選挙活動は中国で実現することは無理だと思うし、仮にその制度ができたにしても、物理的に無理ではないだろうか。なぜなら地方の代表の訛りがひどいので、国会で集まっても弁論できないのでは。弁論できたとしても、CCTVで生中継する際に字幕を入れなくてはならない。難しいですね、考えるだけでも頭が痛くなります。

ちなみに田中真紀子さんも当選されたようですが、民主党は彼女をうまく活かせば、外交の分野で活躍できると思います。少なくとも日中友好がうまくいくのではないかと期待しています。内政干渉するつもりはまったくありませんので、書き込みする皆様はぜひお手柔らかに。(32歳男性/在日5年/IT関連)

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