「ダライ・ラマ問題で馬総統を責めないで」、中国のネット上でお願い―台湾与党

Record China    2009年8月30日(日) 19時26分

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30日、ダライ・ラマ14世は台湾を訪問した。大陸からの批判が強まる中、台湾の与党・国民党の蒋孝厳副主席は「馬英九総統を批判しないでほしい」と中国のネットユーザーに呼びかけた。写真は大きな被害が出た小林村の法事に参列した馬総統。

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2009年8月30日、ダライ・ラマ14世は台湾を訪問した。大陸からの批判が強まる中、台湾与党・国民党の蒋孝厳(ジアン・シャオイエン)副主席は「馬英九(マー・インジウ)総統を批判しないでほしい」と大陸ネットユーザーに呼びかけた。29日、環球時報が伝えた。

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30日、ダライ・ラマ14世は台湾を訪問した。今月8日の大水害被災地慰問が目的。9月4日まで滞在する予定となっている。昨春の馬英九(マー・インジウ)政権誕生以来、蜜月状態にあった中台関係だが、ダライ・ラマ14世の訪問が関係悪化の要因となる可能性も指摘されている。

蒋副主席は、災害対策の遅れに関して台湾市民の批判が高まる中、馬英九総統はやむにやまれずビザ発行に追い込まれたと釈明した。以前、ダライ・ラマの台湾訪問を却下した経緯もあり、今回は拒みきれなかったのだという。

また、訪問は国民党が企画したものではなく、野党・民進党が政治的な意図の下で実施したと主張し、大陸のネットユーザーに国民党、そして馬英九総統を批判しないよう呼びかけた。(翻訳・編集/KT)

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