金融危機で起業する人が増加、高学歴者に顕著―中国

Record China    2009年8月26日(水) 16時30分

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24日、金融危機のもと起業する人が増えており、とくに高学歴の起業家が増えていることが調査で分かった。写真は食用の昆虫養殖業を起業した大卒の男性。

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2009年8月24日、中国国営TV・中央電視台(CCTV)の番組「致富経」によれば、同番組が清華大学中国起業研究センターと協力して発表した調査報告から、金融危機のもと起業する人が増えており、とくに高学歴の起業家が増えていることが分かった。

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この調査は30の省や市・自治区で実施し、有効回答数は3306件。調査対象は現在起業している、または起業したことのある人で、無作為抽出の訪問調査による調査方法がとられた。

調査結果によると起業する人の多くは男性だが、女性の割合は増加を続けているという。年齢層は26〜35歳の層に多く、全体の49.73%を占め、起業家の若年化が顕著となっている。また、学歴の比較的高い人に起業するケースが増えており、前回(07〜08年)の調査では大学学部卒が全体の16.67%、大学院卒が3.25%だったが、今回の調査では学部卒が20.46%、大学院卒が4.33%に増加。

このほか、起業する人はサラリーマンが全体の38.84%を占め、農民は24.65%。前回調査と比べ、農民や無職者が起業する割合はやや減った一方で、学生が起業する割合が増えたという。(翻訳・編集/岡田)

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