花のように優雅な武術・ムーラン拳の大会を開催―上海市

2006年10月29日、上海市で「2006年上海国際ムーラン拳法大会」が開幕した。アメリカ、シンガポール、ニュージーランド、オランダ、日本、香港などの国や地域、および中国の各省・各都市から、66の代表チームに所属するおよそ800人が集まり、試合を開始した。

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ムーラン拳は1970年代に誕生した、比較的新しい拳法である。中国に古くから伝わるいくつかの拳法を組み合わせたものに民族舞踊が取り入れられた、木蓮（ムーラン）を思わせる優雅な武術だ。手の動きのみによる型のほか、扇を1つ使う型、剣を使う型、扇を2つ使い優雅に舞う型など、190以上の型があるという。

開幕式では少林寺の僧侶によるカンフーが披露され、会場は喝采に包まれた。この大会は3日間にわたり行われる予定だ。