B2Bアリババの成功、電子商取引を刺激=若者の起業心にも火をつける―中国

Record China    2009年8月18日(火) 8時15分

拡大

16日、中国はインターネットの歴史が浅いものの、創業わずか10年足らずというB2B大手の「アリババ」がEコマースの在り方に大きな変化をもたらしている。資料写真。

(1 / 4 枚)

2009年8月16日、中国はインターネットの歴史が浅いものの、創業わずか10年足らずというB2B(企業間電子商取引)大手の「アリババ」がEコマースの在り方に大きな変化をもたらしているという。中国経営報が伝えた。

その他の写真

アリババが創業したのは1999年。当時、中小企業を対象とした国際貿易を行っていたアリババはあまり目立たない存在だった。だが今や、アリババのB2Bユーザー数は現在では3250万にものぼり、前年比32.5%という速度で増加を続けている。09年には4000万を超えると見られている。中国インターネットデータセンター(IDC)の調べでは、中小企業の25.04%がアリババB2Bを利用して取引高を平均234倍も増加させているという。さらに、B2C(消費者向け電子商取引)の「淘宝」も設立し、こちらのユーザー数は1億人を上回るという。

アリババの成功は多くの企業や地域、政府まで、きわめて多岐にわたるサービスに影響を与えており、08年には北京大学を卒業して間もない若者がアリババのB2Bを参考にしてアウトソーシングサービスを提供するウェブサイトを開設するなど、Eコマースの普遍化が進んでいるという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携