自動車販売大国の中国で「品質への苦情増加」の報道=品質低下を反映?―中国

Record China    2009年8月17日(月) 13時25分

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2009年8月16日、羊城晩報は記事「中国自動車の品質は低下し続けているのか?」を掲載した。今年に入って中国自動車市場は拡大し販売台数世界一の座についた。しかし品質問題を訴える消費者の声も高まる一方だという。写真は南京市のメーカーサービス店舗。

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2009年8月16日、羊城晩報は記事「中国自動車の品質は低下し続けているのか?」を掲載した。今年に入って中国自動車市場は大きく拡大し販売台数世界一の座についた。しかし品質問題を訴える消費者の声も高まる一方だという。

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先日、中国品質協会委員会、清華大学自動車工程院らによる第2四半期自動車品質苦情分析報告が発表された。苦情の数は大きく増えており、中国の法律、安全基準、管理体制の遅れからカーオーナーは依然弱い立場に立たされていることが明らかになったという。ただし、記事は、苦情件数の推移等の具体的情報には触れていない。

今年上半期、外国との合資企業が販売台数の6割を占めたが、苦情の数も圧倒している。中国独自ブランドも苦情の増加率はやや減少したものの問題があることに違いはない。販売台数のみを追い求めて消費者の満足度を考慮しない企業の態度に問題があると見られる。

価格帯別に見ると12万元(約166万円)以下の低価格帯車種への苦情が65%と大勢を占めた。このことは、販売台数が多い車種であることの反映というより、それ以上にこの価格帯車種では品質問題が突出していることを示唆している。現状では品質を知るには実際に買って試すしかなく、問題企業の淘汰は長い時間が必要になりそうだ。(翻訳・編集/KT)

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