大学キャンパス内での喫煙が急増、メンツで高級タバコ好む傾向も―中国

Record China    2009年8月15日(土) 11時47分

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12日、中国の大学キャンパス内で喫煙がごく一般的なことになっており、多くの大学生が「愛煙家」になっているという。写真は武漢の大学の禁煙表示。

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2009年8月12日、中国新聞社によると、現在、中国の大学キャンパス内で喫煙がごく一般的なことになっており、多くの大学生が「愛煙家」になっているという。

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浙江理工大学の学生グループが浙江大学や中国美術学院など10校の大学生500人を対象に調査したところ、喫煙している学生の割合は25%で、そのうち36%が初めて喫煙したのは高校生の時だったということがわかった。17%は小学生の時に喫煙を始めたという。38%は禁煙に失敗した経験があり、27%は禁煙しようとしたことはないと答えたほか、80%以上が教員や学生が学内でタバコを吸っているところを見たことがあると答えた。

大学生は決まった収入がなく生活費が乏しいにもかかわらず、高級タバコを好む傾向が高いということも明らかになった。中には「メンツをかけて」喫煙する人もいるほどで、愛煙家の間で人気の銘柄は中国を代表する高級タバコ「中華」。ある学生はタバコに毎月生活費の3分の1をかけており、「月末に金回りが厳しくなることもあるが、腹を空かせてでもタバコを買う」と話す。

女子学生の間でも愛煙家は年々増えている。その原因は、「周りの人たちとは違う」と個性を求める傾向のほか、孤独や退屈、好奇心、失恋などが大きく影響しているという。(翻訳・編集/岡田)

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