<毒物混入>タピオカミルクティーから有害物質、大量摂取で心臓疾患も―遼寧省

Record China    2009年8月13日(木) 6時59分

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11日、遼寧省瀋陽市で出回っている「タピオカミルクティー」にはプラスチック製品の原料となるポリマーや人体に有害なトランス脂肪酸などが大量に含まれていることが分かった。資料写真。

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2009年8月11日、遼寧省瀋陽市で出回っている「タピオカミルクティー(珍珠[女乃]茶)」にはプラスチック製品の原料となるポリマーや人体に有害なトランス脂肪酸などが大量に含まれていることが分かった。人民網が伝えた。

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タピオカミルクティーはミルクティーと黒タピオカを組み合わせた台湾発祥の飲み物。タピオカのモチモチ感が特徴的だ。だが、記事によれば、瀋陽ではこのモチモチ感をさらに出すために高分子(ポリマー)材料を添加することが業界の「公然の秘密」となっている。“ミルクティー”の方も実際は色素に香料を加えた「果粉」と呼ばれる粉末とトランス脂肪酸が大量に含まれた「[女乃]精」と呼ばれる添加剤を混ぜただけ。飲んだ後に舌が変色するのはそのためだ。

タピオカミルクティーは通常、1杯4元(約56円)〜6元(約84円)で売られているが、「果粉」「[女乃]精」「ポリマー」の“三種の神器”をつかえば、原価はその半分で済むという。子供にも人気の高い飲み物だが、記事は、1日500ミリリットルずつ飲み続けていると心臓疾患にかかる危険性が高くなるとして、注意を促している。(翻訳・編集/NN)

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