台湾の反日女性議員ら、靖国神社でデモ=台湾先住民の合祀取り消しなど訴え―東京

Record China    2009年8月11日(火) 23時31分

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11日、台湾の高金素梅立法議員(国会議員に相当)は台湾先住民らのグループ約50人と共に靖国神社の拝殿前で抗議活動を行った。写真は昨年、広西チワン族自治区桂林市で行われた少数民族交流ウィークの開会式に出席した高金素梅委員。

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2009年8月11日、台湾中央通訊社によると、台湾の高金素梅(ガオジン・スーメイ)立法議員(国会議員)は台湾先住民らのグループ約50人と共に靖国神社の拝殿前で抗議活動を行い、台湾先住民の元兵士の合祀取り消しと日本政府による謝罪と賠償を求めた。新華網が伝えた。

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記事によれば、高金素梅委員らは午前9時半ごろ靖国神社に到着し、「靖国は先祖の魂を返せ」などと書かれた横断幕を掲げ、スローガンを叫びながら拝殿に向かってデモ行進を行った。その際、制止しようとした警備員ともみ合いになり、台湾側グループのメンバー数人が軽傷を負ったという。

同委員らは、当時日本軍として編成された台湾先住民による「高砂義勇隊」の合祀取り消しと日本政府による謝罪と賠償を求めている。同委員は日本側が同意しない限り、活動は毎年続けると強調した。グループはその後、鎮魂歌を歌い、「意に反して同神社に祀られた先祖の霊」を慰めた。

同委員は台湾メディアに対し、「平和活動を行っただけなのに、警備員が荒っぽい手段で阻止しようとした。でも私たちは終始、手を出さなかった」と説明。「デモの成功に喜びと安堵を覚える」と話した。同委員は母親が台湾先住民で、反日活動家として知られている。(翻訳・編集/NN)

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