<エイズ>7月の発症者は1500例以上、死亡は391人―中国

Record China    2009年8月11日(火) 23時1分

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10日、今年7月に中国国内で新たに発症したエイズ患者は1512人で、この1か月間に、すでに発症していた患者のうち391人が死亡したことがわかった。写真は上海市の大学で新入生に対して行われたエイズに関する知識調査。

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2009年8月10日、中国衛生部によると、今年7月に中国国内で新たに発症したエイズ患者は1512人で、この1か月間に、すでに発症していた患者のうち391人が死亡したことがわかった。中国新聞社が伝えた。

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記事によると、7月に報告された中国の法定伝染病の発症件数は67万3472人で、死亡は1253人。中国の「伝染病予防法」では伝染病を重い順に甲類、乙類、丙類という3つの区分がなされており、エイズは乙類に指定されている。

甲類に指定されているペストの発症・死亡ともに報告はなく、コレラは四川省、浙江省、北京市、福建省と江蘇省で15例報告されたが、死亡者はいない。

また乙類ではSARS(重症急性呼吸器症候群)、急性灰白髄炎、トリインフルエンザ、ジフテリアの発症・死亡ともにゼロだった。乙類では22の伝染病、37万9224例が報告され、発病数が最も多かった伝染病は順に、ウィルス性肝炎(B型肝炎を含む)、肺結核、赤痢、梅毒、淋病となっている。

丙類伝染病の発病者数は29万4233人、死亡は57人。発病数が最も多かった伝染病は順に、手足口病、ウィルス性の下痢、おたふく風邪で、報告された丙類伝染病の95%を占めた。(翻訳・編集/津野尾)

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