500億ドル投じ高速化計画、世界最大の高速鉄道網を目指す―中国

Record China    2009年8月10日(月) 10時53分

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7日、中国政府は今年500億ドルを投入し高速鉄道を建設、これにより中国は近い将来、世界最大の高速鉄道システムを有する国家になるという。写真は中国の鉄道建設現場。

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2009年8月7日、環球時報によると、米経済誌・フォーチュン(Fortune)は3日、「中国の驚くべき新型弾丸列車」と題した記事を掲載した。

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同記事によると、中国政府は今年500億ドルを投入し高速鉄道を建設、2020年に完成する予定。これにより中国は近い将来、世界最大の高速鉄道システムを有する国家になる。完成時の鉄道総延長距離は現在より1万6000マイル(約2万5600km)伸び、北京―上海間の高速列車も時速220マイル(約352km)で走行可能になるという。

完成時の投資総額は3000億ドルに達するとみられており、同鉄道には中国の経済発展をけん引する効果が期待されている。発展途上国から先進国に脱皮するという象徴的意味も込められている鉄道をはじめとしたインフラ建設は、同時に金融危機を克服するための中心政策ともなっている。

清華大学の経済学者デビッド・リー氏は、「今後の大規模な鉄道建設は、中国経済復興の主役を演じる」とみている。また、7月に第2四半期の経済成長率が7.9%と発表されたが、米ゴールドマン・サックスの経済学者は「今年の成長率は8.3%まで上昇する」と予想している。(翻訳・編集/本郷)

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