<続報>亡命中の中国人経済犯、帰国を否定―カナダ

Record China    2009年8月7日(金) 20時19分

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7日、カナダに亡命した中国人密輸犯・頼昌星の弁護士が6日、「頼は元妻・曽明娜と同じ方法で、自らの意思により中国に帰国することはあり得ない」と発言していたことがわかった。写真は頼と元妻・曽明娜。

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2009年8月7日、中国新聞網によると、カナダに亡命した中国人密輸犯・頼昌星(ライ・チャンシン)の弁護士・デイビッド・マータス氏が6日、「頼は元妻・曽明娜(ズン・ミンナー)と同じ方法で、自らの意思によって中国に帰国することはあり得ない」と発言していたことがわかった。

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マータス弁護士は長年にわたり、延々とつづく頼の訴訟を担当している。同弁護士によると、頼の状況は良好で、2人の息子とともにカナダで生活しており、「頼本人は元妻と同じ方法で自らの意思により帰国することはあり得ない」との見解を示した。同弁護士はさらに、「頼昌星は中国国民であり、中国のパスポートを所持している。中国に帰国する場合はカナダ市民権・移民省の協力は必要ない」と強調した。

同市民権・移民省のジェイスン・ケニー長官は4日、頼が自らの意志で中国に戻り司法の裁きを受けるのであれば、連邦移民局は必要な便宜をはかると言明していた。

頼は1999年8月に密輸事件を起こした後、香港を経てカナダに逃亡、現在までバンクーバーに不法滞在している。2000年に違法移民として逮捕されて以来、9年にわたって中国への強制送還を拒んで訴訟を続けている。頼はカナダの運転免許証と就業許可を得ており、バンクーバーの中国人居住区にある不動産会社の顧問として働いているという。(翻訳・編集/津野尾)

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