<上海万博・日本のキーマン・2>ロシア人とウォッカ痛飲の体当たり派・博報堂国際博覧会室川西太士氏

Record China    2009年8月31日(月) 6時46分

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09年8月、来年5月からの上海万博に向けて日本館の出展準備や日本人観光客の誘致など地道な作業が進んでいる。本シリーズは上海万博関連に携わる日本側のキーマンを紹介する。写真はキーマンの一人・博報堂国際博覧会室川西太士(かわにし・ふとし)ディレクター。

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2009年8月、来年5月からの上海万博に向けて日本館の出展準備や日本人観光客の誘致など地道な作業が進んでいる。本シリーズは上海万博関連に携わる日本側のキーマンを紹介する。第二回は日本館の広報を担当するキーマン・博報堂国際博覧会室川西太士(かわにし・ふとし)ディレクター。

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7月26日午後、東京・お台場で行われた日本館の建設状況などを紹介する「打ち水イベント」(主催:日本貿易振興機構)では30℃以上の炎天下で陣頭指揮した。「中国語もできないし中国との縁はあまりなかった」という川西氏だが、日中をつなぐ日本館の広報という担当業務にひるむ気配は微塵もない。言葉などよりも、もっと本質的な部分で体当たりで関係者と付き合ってきた実績への自信がそう言わせるのだろう。

日本館はこれまでの国際博覧会の政府予算100%方式から変更され、初めて民間が50%出資して出展する。すでに8月には日本館のウエッブサイトもオープン、川西氏も上海との間を何度も往復し、「博覧会全体の模範として注目され、竹中工務店をはじめ関係者の士気は高い」という館の建築状況も現場に赴いて確認してきたばかりだ。

直近では、2005年の日本国際博覧会(愛知博)で日本国際博覧会協会へ出向しテーマ館グローバルハウス、マンモスプロジェクトを担当しており、社内の博覧会エキスパートの一人である。これまでにロシアと行ったイベントではウオッカを徹底的に飲み「ここまでつき合った日本人はいない」とロシア人に言わせた酒豪でもある。中国ではアルコール度数が50度以上という蒸留酒・白酒(パイチュウ)を飲み干す酒宴も予想される。身体に気をつけて長丁場を乗り切ってほしいものである。三菱総研時代に都市開発、イベント事業企画などを担当、一級建築士の資格も持つ。1968年生まれ40歳。(インタビュー:三木)

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