2009年8月2日、四川省のニュースサイト「四川在線」によると、同省南充市南部県公安局のホームページに「拳銃売ります」という書き込みがあったことがわかった。ネットユーザーの指摘で明らかになった。

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南充市で商売をしている男性が7月28日、身分証の書き換えについて南充市南部県公安局のホームページを見ていて何気なく「オンライン交流」掲示板を開いたところ、そこになんと「拳銃売ります」という書き込みがあった。「軍用型54式が1400元（約1万9600円）、64式、77式、92式、38式が1800元（約2万5200円）、チャージャー2セット。銃弾100発、サイレンサー、組み立て図は無料サービス」「輸出向け拳銃と軍用銃を売ります。真剣に買いたい人だけ連絡希望」といった2件の書き込みがあり、驚いた男性がさらに過去の書き込みを見ていくと、3日前にも拳銃販売の書き込みが1件あった。

なぜ公安局ホームページの掲示板に堂々と拳銃売買の書き込みがあるのか？悪質ないたずらか？それとも公安局に対する挑戦状なのか？この「拳銃売ります」の書き込みはBBSなどで紹介されたため、あっという間にネット上で話題になった。南部県副県長で同県公安局局長の張暁天（ジャン・シアオティエン）氏は拳銃の売買は明らかに違法行為であることを強調したうえで、「このホームページはまだ作成途中で、安全性が低かった」と弁明。「この違法な書き込みを行った人物についてはすでに身元が判明しており、このようなケースが2度と発生しないように厳重に監視していく」と述べた。（翻訳・編集/本郷）