誰だ、成金を「新貴族」などと呼んだのは?灰色の金を得ただけ、礼儀・教養なし―中国紙

Record China    2009年8月4日(火) 17時50分

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2日、上海在住の英国人公認会計士・フージワーフ氏が主宰する研究院が発表した「2009年中国新貴族の消費能力ボーダーレポート」で同氏が中国の富豪を「新貴族」と呼んだことについて、中国紙が異議を唱えた。資料写真。

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2009年8月2日、上海在住の英国人公認会計士・フージワーフ(中国名:胡潤)氏が主宰する研究院が発表した「2009年中国新貴族の消費能力ボーダーレポート」で同氏が中国の富豪を「新貴族」と呼んだことについて、中国紙・重慶晩報が異議を唱えた。

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同紙は「中国の富豪は単にお金を持っているだけ。新貴族より『成金』と呼ぶ方が相応しい」とフージワーフ氏の見解に反論する。その理由として、中国の富豪は権力を笠に着て利権を貪った挙句に「グレーな金」を得たに過ぎず、私利私欲に満ち溢れ、社会に還元する気なども全くないことを挙げた。

貴族とは伝統文化を守り、礼儀正しく、教養がなければならないが、同紙は「中国の富豪はそのどれも当てはまらない」と指摘。「一生かかっても遣いきらない金を持っているだけの中国の富豪は単なる『成金』だ」と強調した。

レポートでは北京のボーダーラインが8700万元(約12億1800万円)で最も高く、続いて上海8397万元(約11億7500万円)、杭州5366万元(約7億5100万円)、深セン4465万元(約6億2500万円)、成都3786万元(約5億3000万円)、瀋陽3284万元(約4億5900万円)の順だった。(翻訳・編集/NN)

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