就職できない大卒生が「路上のカウンセラー」に―北京市

Record China    2006年10月27日(金) 11時33分

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大学を卒業した高健さんは、1年間就職活動をしてきたが職が見つからない。大学の玄関前に相談所を設け、学生とのおしゃべりに時を過ごしているという。

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2006年10月25日、北京大学光華管理学院で金融学を専攻していた22歳の高健(ガオジェン)さんは、卒業後1年間就職活動をしてきたがなかなか仕事が見つからない。現在彼は大学の玄関前で、「北京大学を卒業したが就職できず、あなたの相談に乗ります。どうぞよろしく」と書かれた看板を掲げ、人とのおしゃべりに1日を費やしているという。

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高さんによると、大学を卒業してから就職活動をしてきたが、成績や性格などが原因ですべての企業から断られたという。同年代の卒業生のほとんどは就職が決まっているが、彼は今でも家からの仕送りに、カウンセリングで得たわずかのお金を足して生活しているようだ。

高さんの不幸な境遇に多くの学生が同情を寄せ、なんとこの「カウンセラー」を支持する人の率が80%という統計もある。中国には大学卒業生の就職に関するさまざまな問題がある。中国心理ネットの専門家は学生に、心のバランスを適度に保ち、各種社会問題に遭遇しても挫折せず競争に勝ち抜くようにとアドバイスしている。

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