観光庁が「医療観光」導入に向けた検討を開始―華字紙

Record China    2009年8月1日(土) 7時28分

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7月29日、華字紙は、観光庁の本保芳明長官が22日に開かれた「第1回インバウンド医療観光に関する研究会」で、日本の先進医療を目玉とした「医療観光」を本格導入する意向を示したと報じた。写真は6月、広州から台北を「医療観光」で訪れた初の観光客30人。

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2009年7月29日、華字紙・中文導報は、観光庁の本保芳明長官が22日に開かれた「第1回インバウンド医療観光に関する研究会」で、外国人観光客の一層の増加を図るため、日本の先進医療を目玉とした「医療観光」(メディカルツーリズム)を本格導入する意向を示したと報じた。

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海外で安い費用で高度な治療が受けられるとして人気を博している「医療観光」は韓国、シンガポール、タイ、インドなどアジア各国ではすでに国を挙げて推進し、外国人観光客を増やしている。シンガポールへの医療観光客は02年の22万人から05年には37万4000人、タイへは01年の55万人から04年には110万人と急増している。

今回の研究会では医療通訳の確保やクレジットカード決済の必要性、医療事故時の対応などについて検討が行われた。今後も検討を重ね、早期の本格導入を目指す考え。観光庁は20年には訪日観光客数を2000万人に増やすことを目標に掲げており、その具体策として今月1日から中国人富裕層を対象とした個人観光ビザを解禁している。(翻訳・編集/NN)

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