<レコチャ広場>「ニューヨークに似ている…」外国人が見た上海―中国

Record China    2009年8月1日(土) 11時48分

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7月30日、中国のブログサイトに「ある外国人が見た上海」と題した文章が掲載された。上海を愛し、中国人女性と結婚し、中国国籍も取得したあるアメリカ人の話。写真は上海。

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2009年7月30日、ブログサイト「新浪博客」に、「ある外国人が見た上海」と題した文章が掲載された。上海を愛し、中国人女性と結婚し、中国国籍も取得したあるアメリカ人の話。

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以下は同ブログから。

ある上海の友人が開いたパーティーで、元アメリカ人のオーソン(仮名)と出会った。彼は「中国人」になったのだ。彼はある米国企業の中国支社で高級管理職として長く働いたが、同社の中国撤退を機に中国に残ることを決意、中国国籍まで取った。

どうして中国国籍を取ったか、その理由を彼にたずねたとき、返ってきた答えは非常に単純だった。「上海に惚れたこと」が一番の理由だという。彼に言わせれば上海は包容力があり、かつ開放的で、熱気に包まれたおしゃれな都市だ。「政府のサービスもよく、ビジネスは秩序があり、市民の素養が高く、治安も良い」と彼は言う。

しかし中国では上海人に対する一般的な見方はそうではない。外から来た人間に対して非常に閉鎖的で、素養も高くないという調査結果もある。私がそう反論すると、彼は言った。「あ、そうなの?!じゃあ僕は幸運だ。僕の周りにいる人たちの90%以上が上海人だけど、彼らはその調査とは全然ちがうよ。」

彼は言う。「彼らはアメリカの友人や同僚と何らかわらない。賢くて、勤勉で、ユーモアもあって、親切だ。クリスチャンもいて、毎週僕といっしょに教会に行く。外国人のパーティーに彼らを誘っても、僕の顔をつぶすことなんて、心配したこともないよ。」

「上海はニューヨークに似ている」というのは彼の言葉だ。大都会での人間関係においては、お互いが受け入れあい尊重しあうために、多大な努力が要求される。しかし誰でも社会に参与することによって、人からの尊敬と発言権を獲得することができるのだという。

彼は言った。「その土地の文化に溶け込む努力をしないのは傲慢だ。僕が上海人になって初めて、上海も僕のことを上海人だと認めてくれるんだ。」(翻訳・編集/津野尾)

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