「欧米はお金がない、中国はあるのに使わず」、消費控えを懸念―英紙

Record China    2009年7月31日(金) 10時53分

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28日、「欧米はお金がなく使えないが、中国はお金はあるのに使いたがらない」との記事を英紙が掲載した。中国の消費控えが懸念されているという。資料写真。

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2009年7月28日、英タイムズ紙は「欧米はお金がなく使えないが、中国はお金はあるのに使いたがらない」との記事を掲載した。環球時報が伝えた。

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マナー問題などにより海外で不評を買いがちな中国人観光客だが、それでもこの不況の中、中国人の消費力は大きな魅力。各国とも中国人観光客の呼び込みに力を注いでいるが、そうした中、中国人の消費控えが懸念されているという。中国人は収入の半分を貯蓄に回しているとされ、ある経済学者は中国のGDP成長の80%は政府の経済刺激資金によるものと推計している。また、輸出の減少は20%を超えており、国内の小売り消費は15%増加したものの、投資支出額の増加幅の半分に過ぎない。

中国の消費は現状を打破するには不可欠であり、中国に市場開放を進めるよう求めるとともに、中国人の消費意欲を刺激するような製品を作ることが必要だと、記事は締めくくられている。(翻訳・編集/岡田)

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