2009年7月28日、韓国紙・朝鮮日報は「中国がハイテク分野で韓国を上回り始めている」との社説を掲載した。日本の調査レポートによると、韓国のハイテクレベルは日本の9分の1程度で、中国からの猛追を受けているという。環球時報が伝えた。

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日本の独立行政法人・科学技術振興機構（JST）が世界各国の情報通信（IT）、ナノテク、生命工学、環境技術など6分野274項目の先端技術について、研究、技術開発、生産の段階別に比較したところ、韓国は研究段階で10項目、技術開発段階で17項目、生産段階で16項目、合計43項目が1級に評価されるにとどまった。アメリカは546項目、日本は361項目で1級の評価を得ており、韓国は日本の9分の1程度となる。また、韓国がこれまで自信を抱いてきたIT分野でも1級評価は59項目中13項目に過ぎず、生命工学分野では1級に評価された技術がまったくないという結果になった。

一方、中国が1級の評価を受けたのはわずか13項目だったが、光通信やマルチメディア、ネットワーク制御管理、高分子素材、内視鏡など10項目余りで韓国を上回った。近年、中韓の技術格差は3〜4年に縮まったとされているが、一部のハイテク分野では中国はすでに韓国を上回り、世界水準に達していることが浮き彫りとなった。（翻訳・編集/岡田）