次世代iPhone紛失の従業員遺族に補償金500万円、両親を生涯扶養へ―広東省

Record China    2009年7月28日(火) 17時54分

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27日、台湾系大手のOEMメーカー・富士康に勤める孫丹勇さんが広東省深セン市の自宅マンションから飛び降り自殺した問題で、遺族側に補償金36万元(約500万円)が支払われたことが分かった。写真は深センの富士康。

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2009年7月27日、台湾系大手のOEMメーカー・富士康(フォックスコン)に勤める孫丹勇(スン・ダンヨン)さんが広東省深セン市の自宅マンションから飛び降り自殺した問題で、遺族側に補償金36万元(約500万円)が支払われたことが分かった。新華網が伝えた。

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記事によると、フォックスコンと遺族側は補償金のほか、同社が孫さんに代わって両親の扶養義務を負うとして両親の存命中は毎年3万元(約42万円)の生活費を支払うことで合意に達した。同社管理部門責任者の李金明(リー・ジンミン)氏は「いくらお金を払っても若い命は戻ってこない」と深い哀悼の意を示している。また、雲南省の孫さんの実家で行われる葬儀にも同社幹部が出席するという。

孫さんは16日、第4世代iPhoneのサンプル機のうち1台を紛失したことで会社から取り調べを受けた後、自殺した。ネット上では孫さんへの取り調べが行き過ぎたものだったとして、同社への批判が起こっている。(翻訳・編集/NN)

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