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27日、河南省の周口刑務所が囚人への「改造教育」の一環として社会科見学を実施したことから、地元住民の強い反発を呼んでいる。写真は河南省洛陽市の豫西刑務所。囚人たちに起業のためのノウハウを教えている。
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2009年7月27日、河南省の周口刑務所が囚人への「改造教育」の一環として社会科見学を実施したことから、地元住民の強い反発を呼んでいる。京華時報が伝えた。
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同刑務所は今月11日、約10人の模範囚を引き連れ、毛沢東思想を体現した「紅色億元村」として知られる同省南街村や抗日烈士・吉鴻昌の記念館といった愛国主義教育基地への見学を実施した。同刑務所の梁爽(リアン・シュアン)副所長は「囚人に対する新しい改造教育モデル」と胸を張る。囚人たちも一様に「自由の有難さが身にしみた」「出所したら真面目に働く」と感激の言葉を口にしているが、地元住民は穏やかでない。「途中で脱走したらどうするのか」「模範囚も囚人には変わらない」と不安の声を上げる。
梁副所長はこうした声に対し、「厳格な審査を経て、見学に連れ出す囚人を選抜している。人数も1度に10人までと決め、1対1で看守がついている」と安全性を強調している。(翻訳・編集/NN)
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