テレビ塔ポッキリ事故は「手抜き工事」?ネット上で責任問う声続出―中国

Record China    2009年7月27日(月) 20時36分

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27日、河北省石家荘市晋州市で23日に起きた建設中のテレビ塔が高さ50メートルの地点で真っ二つに折れた事故の原因について、気象当局と施工業者が「自然災害によるもの」と断定したことでネットユーザーから批判が起こっている。写真は壊れたテレビ塔。

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2009年7月27日、河北省石家荘市晋州市で23日に起きた建設中のテレビ塔が高さ50メートルの地点で真っ二つに折れた事故の原因について、気象当局と施工業者が「自然災害によるもの」と断定したことでネットユーザーから批判が起こっている。広州日報が伝えた。

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中国では先月にも上海で建設中のマンションが根元からポッキリ折れたように倒壊する事故が起きているが、「手抜き工事」との批判をよそに当局が原因を「地盤の圧力の不均衡」としたことで、国民から強い疑問の声が上がっていた。

今回の事故でも、当日の風速は20メートル超と鉄製の塔にとってみれば十分に耐えうる範囲のものだったが、当局は「強風が原因」とした。だが、この塔の上部が4月にも強風で2mほどずれた際、わずかなワイヤロープで固定し、簡単に溶接しただけだったことがネットユーザーの指摘で発覚。この時にきちんと固定していれば今回の事故は起こらなかったとして、「手抜き工事」を行った施工業者と行政の監督責任を問う声が起こっている。(翻訳・編集/NN)

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